「冬の風物詩」傷つけないで! アクアマリンパーク(福島県いわき市)で電飾切断の被害多発 シートや看板で対策も

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「冬の風物詩」傷つけないで! アクアマリンパーク(福島県いわき市)で電飾切断の被害多発 シートや看板で対策も

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福島県いわき市小名浜のアクアマリンパークで開催中のイルミネーションで、電飾が切断されたりする被害が多発している。関係者は対策を講じているが、影響が広がる場合には被害届の提出も視野に入れている。
同パークのイルミネーションは市内の小名浜まちづくり市民会議が主催し、来年1月12日まで行われている。市民会議によると、11月下旬の点灯時から電飾が切られたり、パーク内を彩る「光の回廊」に登るなどの悪質な事案が目撃されているという。
市民会議は今月、光の回廊にメッシュ素材のシートを張った他、注意を呼びかける立て看板などを設置した。来場者にイルミネーションを楽しんでもらうため、苦肉の策を講じている。
担当者によると、悪質な事案は昨年も確認されたという。「冬の風物詩を傷つけるとは言語道断だ。楽しみにして見に来ている人もいる。水を差さないでほしい」と訴えている。(いわき版)