世界選手権アジア地域予選に正式決定 来年6月のツール・ド・ふくしま

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世界選手権アジア地域予選に正式決定 来年6月のツール・ド・ふくしま

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来年6月13、14の両日に福島県浜通りを中心に開かれる自転車の「ツール・ド・ふくしま2026」レース部門は、世界選手権の国内唯一となるアジア地域予選として実施されることが正式決定した。国際自転車競技連合(UCI)が発表した。
レース部門は、アジア圏の世界選手権代表を決めるUCIグランフォンドワールドシリーズ「ツール・ド・ふくしま」として開催される。来年8月に北海道ニセコ町などで開かれるニセコ・クラシックが選手権の舞台となることが決まっており、その出場権を争う。多くの市民レーサーが長距離で脚力を競う。
初日に個人タイムトライアルを行う。男女・年齢別の22部門のうち、19歳以上の20部門で上位25%に入った選手は世界選手権への出場権を獲得する。
2日目はロードレースを実施する。楢葉町の天神岬スポーツ公園を発着点とする距離約140キロの「グランフォンドふくしま140」、南相馬市馬事公苑から天神岬スポーツ公園まで約80キロを走行する「メディオフォンドふくしま80」を設ける。男女・年齢別の28部門のうち、20部門の上位25%の選手に世界選手権への出場資格を付与する。
大会は一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッション、福島民報社が浜通りなどの15市町村と連携して開催する。初日はレース部門の他、サイクリング部門を繰り広げる。







大会の第1回説明会が15日、楢葉町の天神岬スポーツ公園で開かれ、関係者が概要を確認した。
国や県、市町村などからオンラインを含めて約50人が出席。福島民報社の円谷真路事業局長、日本自転車競技連盟の小野口裕朗副会長があいさつした。レース部門やサイクリング部門の概要や今後のスケジュールを担当者が説明した。