闇バイト防止へ啓発動画 福島県警本部、コンビニ店内電子看板を初活用

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闇バイト防止へ啓発動画 福島県警本部、コンビニ店内電子看板を初活用

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福島県警本部は17日、交流サイト(SNS)などで高額報酬などをうたい、犯罪の実行者を募る「闇バイト」を防ごうと、県内のファミリーマートのデジタルサイネージ(電子看板)で啓発動画の放映を始めた。
詐欺などから県民を守る総合対策の一環で、コンビニ店内の電子看板を防犯啓発に活用するのは初めて。犯罪への加担が目立つ10~20代など若年層向けに15秒間の動画を作成した。「即金・高収入」「スマホで楽々・初心者多数」などの誘い文句を挙げた上で「うまい話に要注意!」と訴えている。県内96店舗で朝夜を中心に1日102回流す。
福島市のファミリーマート福島駅西口店では、レジ上部にある電子看板に動画を映し出した。生活安全企画課の杉崎俊秀管理官は「動画を通して闇バイトは犯罪だと理解してほしい。困ったら県警に相談してほしい」と話した。