福島のニュース
福島県川内村の川内小中学園テーブルマナー教室は17日、Jヴィレッジ(楢葉・広野町)で開かれた。生徒はナイフとフォーク、ナプキンの使い方などを習いながら地元の食材を使った洋食を堪能した。
川内村出身でイノシステム(茨城県つくば市)社長の竹沢雄一さんが2016(平成28)年、村の子どもたちに地産地消とテーブルマナーを身に付けてほしいと事業費を寄付したことから始まった。今回は7~9年生約20人が参加した。
遠藤雄幸村長が「今後、社会に出る上でマナーは大切。おいしい食事だからこそ楽しみ方を学んでほしい」とあいさつ。Jヴィレッジ料飲部の赤津靖直さんらがテーブルマナーを説明した。
「花畑をイメージした魚のマリネ
地元櫻井ファームの有機野菜と共に」「広野玉葱のオニオングラタンスープ」「やなぎかれいのムニエル」「福島和牛の低温ロースト」など、地元の食材を使った洋食のコース料理が並んだ。生徒は緊張した表情で、ナイフとフォークの使い方を相談しながら食べていたが、慣れてくるとスムーズに扱い、料理をおいしく味わっていた。(相双版)

