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福島県会津若松市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅を守る会の小林洋介さんは、写真集「猫駅長と会津の風景」の第5弾と第6弾を発売した。夏から秋にかけての会津の色彩豊かな景色と共に、3代目名誉駅長「さくら」、施設長を務めた「ぴーち」、同駅の猫の手もかり隊「そら」「りく」の愛くるしい姿を楽しめる。
第5弾は今年7月から9月にかけて撮影した。駅構内でゆったり過ごすさくらやぴーち、市内大戸町の田園風景の中にたたずむさくら、ハロウィーンの仮装に身を包んだそら、りくなどの姿を紹介している。第6弾は9月から11月に撮影。さくらが鶴ケ城を訪れた様子や、鮮やかな紅葉を背景にしたさくら、そら、りくの姿を収録している。小林さんは「猫駅長と一緒に会津の魅力にも触れてもらえたらうれしい」と話した。
写真集はいずれも税込み2200円。芦ノ牧温泉駅の売店とオンラインショップで購入できる。■1年分の写真楽しんで
會津稽古堂で初の展示会
これまで撮影した1年分の写真を楽しめる初めての展示会は20、21の両日、市内の會津稽古堂で開かれる。
さくらを中心に、過去に発行された写真集の中から厳選した作品や小林さんが全国各地を回り、出会った猫や風景の写真パネル合わせて約100点が並ぶ。
入場無料。時間は午前11時から午後4時まで。(会津版)

