福島のニュース
小高産業技術高ロボット研究部は、福島県内の高校生が出場した「ジャパンマイコンカーラリー2026福島大会」の3クラスで優勝を独占、来年1月の全国大会に挑む。3クラス全制覇は前年に続き2度目。17日に南相馬市小高区の同校で激励会が開かれた。
福島大会は今月5日に須賀川市の清陵情報高で開かれた。模型自動車を組み立て、プログラミングで自律走行させる技術とタイムを競う。
アドバンスクラスで木幡優大さん(機械科2年)、ベーシッククラスで斎藤真さん(産業革新科2年)、カメラクラスで佐藤蓮音さん(産業革新科3年)が優勝した。3クラスとも準優勝も同校の生徒が獲得、カメラクラスは5位まで独占した。
全国大会には優勝した3人が単独で、カメラクラス準優勝の石田太幹さん(機械科3年)が東北団体メンバーの一員として出場する。
激励会では同窓会の小黒敬三副会長が「部員、指導者が一つになって得た結果」とたたえ、ロボット研究部長の石田さんに激励金を手渡した。出場者を代表し佐藤さんが「練習の成果を発揮して、全国でも上位を目指す」と誓った。
全国大会は来年1月10、11の両日、北海道の日本工学院北海道専門学校で開催される。(相双版)

