全国の熊出没情報一目で 福島県の会津大生らの企業 システム開発 AIで集約、地図に表示

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福島のニュース


福島県の会津大の現役学生や卒業生らでつくるベンチャー企業「Aisometry(アイソメトリー)」(本社・東京都)は26日、自治体などが公表した内容を基に、全国47都道府県の熊出没情報を人工知能(AI)で集約し、ウェブ上で一覧化できるシステム「FASTBEAR(ファストベア)」を開発したと発表した。
自治体が出す熊の出没情報やネットニュースなどをAIが集約する。出没件数に応じて地図上に色分け表示し、目撃数の多い地域が一目で分かるようにした。詳細な目撃住所や日時、熊の移動方向なども発表された範囲で確認できる。目撃情報は毎日午前0時と正午に更新する。12月上旬から無料で公開している。
居住地以外の地域の状況把握に役立つ。旅行などで遠方に外出する際、事前に危険性などを確認し、安全確保につなげてもらう。
同社は今後、既に自治体などが設置したカメラに熊の出没を検知するAIの機能を追加する取り組みも進める。松島弘幸社長兼最高経営責任者(CEO)=会津大卒、東京大大学院工学系研究科1年=は「今後も熊対策への課題を持っている人に多様な解決策を提供できるようにしたい」と意気込む。