赤べこバリケードの人気、全国区に 福島県会津若松市のワシオ商会が販売 〝聖地巡礼〟熱心なファンも

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赤べこバリケードの人気、全国区に 福島県会津若松市のワシオ商会が販売 〝聖地巡礼〟熱心なファンも

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福島県会津若松市のワシオ商会が販売する赤べこバリケードの人気が全国に広まっている。県内初のご当地キャラクターのバリケードとして販売し、カプセルトイや文房具、菓子のパッケージなど、さまざまな商品が展開されてきた。週末には〝聖地巡礼〟として店頭を訪れる熱心なファンも現れている。
宮城県の仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」、新潟県のマスコットキャラクター「トッキッキ」など全国ではご当地キャラクターのバリケードが多く存在する。同社専務の鷲尾一美さん(50)が「福島県にもオリジナルの商品を作りたい」と考え、開発がスタートした。
同社は土木建設資材の販売・レンタルを手がけており、自社製品は取り扱っていなかった。業者に赤べこバリケードの開発を相談すると、最低でも千個の発注が必要だと言われた。「工事現場や市民に受け入れてもらえるだろうか」。不安もあったが、重機の音や通行規制などでネガティブなイメージのある工事現場を少しでも明るくしたいと、3千個の発注に踏み切った。
2023(令和5)年の発売後から「想像以上」の反響があった。建設業者だけでなく個人からの注文も相次ぎ、これまで千個以上を売り上げた。レンタルも好評を得ている。赤べこの表情の緩さが人気を集め、ミニチュアのカプセルトイやTシャツ、トートバッグなどが販売されている。週末になると県内外のファンが店頭を訪れ、グッズを買い求めたりカプセルトイを回したりして楽しんでいる。
鷲尾さんはキャラクターとしての人気が高まる一方、バリケードそのものの普及はまだ途上だと感じている。今後は中・浜通りでの利用を広げたいとし、「福島県に来たら赤べこバリケードがあることが当たり前になりたい」と夢を描く。