【動画あり】巨大な火球を観測 星の村天文台が撮影成功 福島県南会津町周辺の山間部に隕石落下か

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【動画あり】巨大な火球を観測 星の村天文台が撮影成功 福島県南会津町周辺の山間部に隕石落下か

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26日深夜、関東地方以北を中心に巨大な火球が観測された。福島県内では田村市の星の村天文台が撮影に成功した。各地の天文家らによる画像分析の結果、同県南会津町周辺の山間部に隕石として落下した可能性が高く、星の村天文台は目撃情報を募っている。県内でこれまで隕石が見つかった事例はない。天文台名誉台長の大野裕明さん(77)らは推定落下地点が絞られ次第、現地調査に着手する方針。
大野裕明さんと星の村天文台長大野智裕さん(42)によると、天文台が屋上に設置しているカメラが火球を捉えた。西南西の空に26日午後11時8分26秒辺りから4秒間ほど流れた。半月に相当するマイナス8等星の明るさがあり、途中で分裂しているように見えるため石質の隕石だったとみている。光が消えた「消失点高度」は上空25キロ程度で、明るさなどから直径10センチほどの大きさだったのではないかという。
通常、火球の多くは消失点高度が50~100キロで地上に着く前に燃え尽きる。今回は消失点高度が低く、ほぼ直角に流れており、明るさ、大きさなども加味して地上に落下したと判断した。神奈川県平塚市で撮影された動画なども含めて分析、計算すると南会津町付近に落ちたと考えられる。
大野裕明さんは「火球は年間数回、天文台で観測しているが、これだけ明るいのはまれ。県内で隕石を見つけられればうれしい」と興奮気味に話している。
落下地点を推定するため、天文台は動画などの情報を募っている。電子メール(h―ohno@triton.ocn.ne.jp、または、hoshinomura.tenmondai@gmail.com)で受け付ける。
動画のURLは、https://youtu.be/ctV9XEd6oxY