福島のニュース
山形、白河両市にあった関連会社の2工場を統合し、福島市に昨年7月、新工場を整備した。最新鋭設備を導入して機械工具や電動ドライバーなどを生産している。来場者が製品を体感できるショールームを備え、地域に開かれた環境づくりに力を入れている。
「魅せる工場」をテーマに掲げ、世界的建築家の隈研吾さんが外観を設計した。県産スギを使用し、自然豊かな周囲の景色に調和したデザインとした。ショールームでは機械工具や建築機器などを展示しており、来場者が製品を実際に手に取れる仕組みだ。地元の学校の見学や企業の視察などを受け入れている。
局所排気装置を設置し、空気中に浮遊するオイル微粒子の低減、空気環境の改善を徹底している。薄暗く油の匂いがする工場のイメージを一新させた。自動無人搬送機(AGV)などを導入し、機械設備を24時間無人で動かす「スマートファクトリー」を推進している。品質を維持しながら生産効率を大幅に向上させ、従業員の労働時間の削減につなげている。
ロボット産業や水素エネルギー事業との連携を見据える。千葉隆志社長(60)は「今後も地域の活性化に貢献したい」と語る。■メモ▽設
立=1979(昭和54)年12月▽社
長=千葉隆志▽従業員数=204人▽住
所=福島市大笹生字宮ノ下1の1▽電話番号=024(502)2530

