福島のニュース
福島県唯一の民間シンクタンクだ。県内の経済情勢を調査分析し、月刊誌「福島の進路」などを通じて情報発信している。40年以上蓄積してきたデータを生かし、コンサルティング事業も手がけている。
賃上げ率やボーナス見込み額、事業承継の現状など多様なテーマで県内事業者を取り巻く実態を調べている。調査結果や企業トップのインタビューを掲載した「福島の進路」は2025(令和7)年12月に520号を数えた。同年3月には県外や海外でも事業展開している県内6社をまとめた書籍を発刊した。日本生産性本部(東京都)とともに進めてきた取材活動の集大成で、地域に拠点を置きながら地域の枠を超えて活動する企業を造語「在地超地企業」と名付け、先進的な取り組みとして紹介した。
福島ゆかりの上場企業経営者や公認会計士、弁護士ら約40人でつくる「専門家プラットフォーム」を構築し、企業や自治体に多面的で高度な助言ができる体制を整えている。2025年10月にプラットフォーム所属の専門家によるセミナーを開講。県内企業の幹部に受講してもらい、課題解決のヒントを提示している。
矢吹光一理事長(62)は「独自のネットワークを生かし、地域課題解決に取り組む。県内企業から真っ先に相談してもらえる存在を目指す」と語った。■メモ▽設
立=1982(昭和57)年7月▽理事長=矢吹光一▽従業員数=16人▽住
所=福島市大町4の4▽電話番号=024(523)3171

