福島のニュース
サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)に加入した元日本代表FW三浦知良[かずよし](58)は9日、東京都内で入団記者会見に臨み、移籍の決め手を「福島ユナイテッドの関係者の熱い気持ち、チームのコンセプト、やっているサッカー、練習環境など全てが(他クラブより)上回っていた」と明かした。背番号は「キングカズ」の代名詞11。福島Uのユニホーム姿を初めて披露し「戦力として勝利に貢献したい」と新天地への意欲を示した。
Jリーグのクラブでのプレーは横浜FC時代の2021(令和3)年以来で、「緊張感を持ちながら良い準備を行い、2月開幕の百年構想リーグに備えたい」と意気込んだ。プロ41年目で、2月に59歳となる。「情熱は、やればやるほど増している」と衰えぬプロ魂と闘志をにじませた。
ここ2年は日本フットボールリーグ(JFL)でプレーしていた。昨年はアトレチコ鈴鹿に在籍し、リーグ戦7試合に出場し無得点だった。「厳しい戦い、厳しい挑戦になる」と覚悟も示した。
会見にはクラブを運営するAC福島ユナイテッドの小山淳最高経営責任者(CEO)が同席し、「(三浦は)日本サッカー界の象徴。夢と希望を与える存在であり続けてほしい」と願った。
保有元のJ2横浜FCからの期限付き移籍で、契約期間は6月30日まで。今月10日にチームに合流して初練習に臨み、福島市で行われる出陣式に参加する。
三浦は静岡県出身。15歳でブラジルに渡り、強豪のサントスFCなどで活躍した。1994(平成6)年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でリーグの初代最優秀選手に輝いた。日本代表では国際Aマッチ89試合に出場し、55点を挙げた。

