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福島市の土湯小在校時に制作したこけしを、20歳を迎える卒業生に返還する引き渡し式は10日、市内の土湯温泉町支所で行われた。2017(平成29)年卒の渡辺紗羽さん(20)=福島大経済経営学部2年=と西山実玖さん(20)=千葉大園芸学部2年=が当時を懐かしみ、決意を新たにした。
土湯温泉町地区自治振興協議会の陣野原幸紀会長、土湯温泉観光協会の加藤貴之会長があいさつ。陣野原会長が2人にこけしを手渡した。2人は中学校卒業以来の再会を喜び、こけしの中に入っていた自分宛ての手紙を読み返しながら小学校時代の思い出に浸った。渡辺さんは「20歳の自覚と責任を持って過ごしていきたい」、西山さんは「毎日を大切に感謝を忘れず、目標に向かって頑張りたい」と抱負を語った。
2020年に閉校した土湯小では、郷土愛を育むために毎年、卒業制作でこけし作りに取り組んできた。20歳を迎えた際に作った本人に渡している。(県北版)

