福島のニュース
ラーメンチェーン大手・幸楽苑(福島県郡山市)の新井田伝会長兼社長(81)は13日、報道陣の取材に応じた。郡山市の郡山西部第1工業団地に建設する新工場について「原点に立ち戻り、全国展開を目指す拠点にしたい」と意欲を示した。
―新工場への期待を。
「既存の工場と連携して全国展開できるベースとする。原材料が商品になるまで人が関わらないオール自動の仕組みをつくり、店数が増えるほど原価が下がるシステムを目指す」
―本社を置く郡山市に増設した理由は。
「既存の郡山工場を中心に考えており、郡山以外に建てる発想はなかった。当初は郡山工場の増改築を検討したが、現状の好調な業績を見れば新工場を造らなければ生産が間に合わないと判断した。結果的に地元にも喜ばれて良かった」
―事業拡大への決意を。
「新工場建設は今後のチェーン展開に弾みがつく。私が復帰してから原点回帰を旗印にしている。他にない『うまいもの』、サービス、きめ細かいお客さま対応で、ますます喜んでもらいたい」■郡山市と土地売買契約
郡山市の郡山西部第1工業団地に関する市と幸楽苑の土地売買契約締結式は13日、市役所で行われた。椎根健雄市長と幸楽苑の新井田伝会長兼社長が契約書に署名した。椎根市長は「今後の雇用や企業活動で力強く前進してほしい」と期待を込めた。新井田会長兼社長は「良い土地を提供していただいた」と感謝した。

