地域医療に理解深める 米ハーバード大学院生 福島県会津若松市の病院訪問 出張診療や漢方学ぶ

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地域医療に理解深める 米ハーバード大学院生 福島県会津若松市の病院訪問 出張診療や漢方学ぶ

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福島県内を訪問している米ハーバード大T.H.Chan公衆衛生大学院の学生は13日、会津若松市の竹田綜合病院と福島医大会津医療センターを訪れ、地域医療の現状に理解を深めた。
学生と同大学院武見国際保健プログラムの後藤あや主任教授(福島医大特任教授)ら約20人が参加した。
竹田綜合病院では心臓血管外科医長の岡野龍威医師が会津地方の中山間地域で取り組む出張診療について紹介した。同病院は2021(令和3)年から各地の病院や診療所と連携し、高齢者の心臓血管疾患を早期に発見しようと検査・診察を行っている。同病院脳神経内科長の石田義則医師が情報通信技術(ICT)を活用した遠隔診療について講話した。
会津医療センターでは、漢方医学講座の畝田一司准教授が、漢方と鍼灸を用いた医療モデルを解説。センターは県内初の漢方内科として全国有数の漢方薬をそろえ、患者一人一人に合わせた「煎じ薬」を提供している。学生は実際に漢方薬局を訪れ、約200種の生薬が並ぶ棚や調剤の様子を見学した。体験用の器具を使い、鍼灸にも挑戦した。