福島県内全域にツキノワグマ出没注意報 「穴持たず」や冬眠から早く目覚める熊に注意 4月15日まで

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福島県は15日、県内全域にツキノワグマ出没注意報を発令した。4月15日まで。冬眠しない熊「穴持たず」や冬眠から早く目覚める熊に注意が必要と判断した。2021(令和3)年度の運用開始以降、冬季の発令は初めて。
県によると、昨年12月の熊目撃件数は71件で、2023、2024年度同期の3倍以上。厳冬期の1月に入っても、目撃が続いている。例年、県内の熊が冬眠を終えるのは4月下旬。昨秋はエサとなる木の実が不作だったため、腹が十分に満たされないまま冬眠に入った熊もいるとみられ、早ければ2月下旬から3月にも目覚めて動き出す可能性があるという。
13日には喜多方市熱塩加納町の物置小屋に熊が侵入する事案が起きた。県は幼い熊が建物などに侵入し、眠る可能性があるとみている。エサとなるような物を住宅周辺に置かず、熊の足跡などを見つけた際は警察や市町村に連絡するよう呼びかけている。