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国際化に対応する人材育成を目指す教育プログラム「国際バカロレア(IB)」の候補校の福島県南相馬市原町区の原町三小は、6年生の総合的な学習の時間を利用し、IBを試行的に導入している。14日、相馬野馬追を題材に、同校で運営団体や騎馬会の関係者を迎えた探求活動を繰り広げた。
IBが掲げるテーマの一つ、「私たちはどのような場所と時代にいるのか」を、地元の伝統である野馬追を通して掘り下げている。これまでに市博物館を訪れ、学芸員の話を聞くなどし、野馬追について調べた。
14日は野馬追を運営する一般社団法人相馬野馬追の平田良親さん、中ノ郷騎馬会の西駿斗さんを迎えた。「準備や運営はどうしているのか」「課題は何か」「どうやってPRしているのか」といった疑問を投げかけ、説明を受けた。伝統行事を支える人への理解を深めた。
IBでは主体的に学ぶ力やチャレンジ精神、思いやりの心などを育む。原町三小は2026(令和8)年度から、全学年で本格的な試行授業を行う。市教委は2027年度中に、原町三小の正式認定を申請する。(相双版)

