直木賞作家早乙女貢さん生誕100周年で文化振興事業 福島県会津若松市 記念講演会や文学賞創設

  • [エリア] 会津若松市

福島のニュース


福島県会津若松市は来年1月1日に迎える会津ゆかりの直木賞作家早乙女貢さんの生誕100周年を契機に、記念講演会や文学賞創設など早乙女さんの名を冠した文化振興事業を創出する。早乙女さんの遺産を継いだ「士魂の会」からの寄付を活用し、功績を後世に継承する。
20日、市議会文教厚生委員会協議会で示した。早乙女さんは会津藩士を曽祖父に持ち、「会津士魂」などの歴史・時代小説を執筆し、1969(昭和44)年に「僑人の檻」で直木賞を受賞した。2008(平成20)年に82歳で亡くなった。市は2023(令和5)年、士魂の会の寄付1億5千万円を基金に積み立て、講演会や絵画展を開催してきた。
士魂の会から文学賞創設など基金活用の提案を受け、市は生誕100周年記念事業の開催を決めた。2月に文化団体などと基金事業検討会をつくり、詳細を協議する。この他、早乙女さんの絵画や原稿のデジタルアーカイブ化に取り組む。