「ジュピター」民事再生開始 ピボット郡山店は営業継続へ 福島県郡山市

  • [エリア] 福島市 郡山市

福島のニュース


コーヒー豆・輸入食品販売店「ジュピター」を展開するジュピターコーヒー(東京都)は21日までに、東京地裁から民事再生手続きの開始決定を受けた。全国にあるジュピター約90店舗のうち、ピボット郡山店(福島県郡山市)を含む47店舗は企業再生ファンドのネクスト・キャピタル・パートナーズ(東京都)が継承し、営業を続ける方針。
東京商工リサーチによると、ジュピターコーヒーは6千種類を超える品ぞろえを強みに事業を拡大した。だが、主力のコーヒー豆の価格上昇などにより採算性が悪化。粉飾決算の発覚もあり、業績低迷や多額の修正損を計上するなどし、2025(令和7)年7月期は債務超過に転落した。負債総額は約60億円。
ネクスト・キャピタル・パートナーズはピボット郡山店を継承する理由を「地元の顧客層を抱え、一定の収益を確保した上で運営できている。商品展開の見直しや全社・全般的な経営管理体制の強化などファンドのノウハウを提供して現状の強みを生かしつつ、より魅力的な店舗運営が可能」と説明した。従業員の雇用は維持する方向で、店舗名の変更や一時的な休業は考えていない。継承の手続きは今後進めるという。
ジュピターを巡ってはエスパル福島店(福島市)が昨年8月に改装のためとして休業。その後、再開せずに閉店していた。