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福島県西郷村で初の地酒となる純米吟醸「甲子山(かしやま)」が完成した。22日、村役場で新酒発表会が開かれた。新たに生まれた地元の逸品を観光振興につなげたい―と、地酒づくりに取り組んだ関係者らは期待を寄せている。
「西郷村の地酒をつくってほしい」という声に応えようと昨年2月から村役場、村商工会、西郷村農業公社などが協力して地酒づくりを開始した。村の風土を生かすため村内産米の「ひとめぼれ」を使用。白河市の有賀醸造が精米歩合60%で720ミリリットル入りを約1200本醸造した。
名前の由来となった甲子山は那須連峰で最も北に位置する山で、那須高原の爽やかな風を感じられる。地酒も山のイメージそのままに、やや辛口ですっきりとした味わいを楽しめる。
発表会では、有賀醸造の有賀裕二郎社長が高橋広志村長に「自然豊かな西郷村のイメージを表した地酒が出来上がった」と完成を報告した。高橋村長は「甲子山は村を象徴する味に仕上げてもらった。観光振興を担う地酒になってほしい」と述べた。西郷村農業公社の金田昭二理事長、村商工会の飯田浩会長が同席した。
2月3日から村内の農業物産館「まるごと西郷館」などで販売する。価格は1980円(税込み)。問い合わせは西郷村農業公社へ。

