健康ふくしま 健康長寿へ意識高く 女性が働きやすい職場学ぶ 福島市でトップセミナー

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福島県の健康長寿ふくしまトップセミナーは23日、福島市のウェディングエルティで開かれ、行政や企業などの代表者らが「女性の健康」をテーマに話し合い、オールふくしまで健康長寿を目指す意識を共有した。
約160人が参加。経済産業省商務・サービスグループヘルスケア産業課の河[かわ]裾[すそ]淳子課長補佐が基調講演し、働く女性の健康課題や健康を害した場合の業務への影響、それに伴う経済損失について説明した。その上で「体調不良時に休む文化を社内に醸成」「フレックス・時短勤務制度の活用推進」などに取り組む先進的な企業の事例を紹介。女性が働きやすい職場環境への理解を促し、健康経営の必要性を強調した。
引き続き、河裾氏と内堀雅雄知事、協和地質(福島市)の平井恭史郎社長によるパネルディスカッションを行い、女性が健康に活躍できる職場、地域づくりに向け意見を交わした。■知事
内堀雅雄氏
選ばれる企業増加促
女性の社会進出の進展で、働く女性の健康課題への理解が求められる。支援施策に取り組み、女性に選ばれる県内企業の増加を促進する。相手を大切に思い、声をかけ合うような職場内の温かい雰囲気づくりも必要だ。市町村や団体は企業の取り組みを推進し、地域に波及させてほしい。健康指標の県内の状況は改善してきている。女性や若者の県外流出の課題解決に力を注いでいきたい。■経済産業省ヘルスケア
産業課課長補佐
河裾淳子氏
心理的な安全性保って
人口減少が進む日本で労働力不足を補い、企業を維持・成長させるには、働く意欲のある女性の活躍が必要不可欠。女性の健康課題は個別性・秘匿性が高い。心理的安全性の保たれた職場環境づくりのため、経営側が責任を持って関わってほしい。女性が活躍できる企業の創出は、地域の魅力的な雇用を生み出し、人口減少を止める有効な手段。県や企業と連携し持続可能な地域づくりを進めたい。■協和地質社長
平井恭史郎氏
企業と自治体が連携を
県主催の「プレコンセプションケア」セミナーに参加し、女性の健康に関する理解を深めた。社内でライフステージの変化に対応した体制を整えている。社員が健康で長く働けて会社の魅力向上にもつながり、社員数が数年で約2倍に増えた。企業が単独で取り組むには限界がある。健康経営を推進する企業と各自治体が連携することで、県全体の健康づくりを盛り上げていけると期待している。