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中小企業庁のセミナー「100億企業創出
経営者ネットワーク東北地域版」は23日、福島県郡山市のホテルグローバルビュープレミアム郡山で開かれ、売上高100億円を目指す中小企業の代表が業績向上に向け意見を交わした。
売上高の目標として「100億宣言」をしている企業を含む約50社と金融・支援機関の計約100人が県内外から参加した。中小企業庁の山下隆一長官が「デフレから成長経済へ変化する中、中小企業の力を発揮するため挑戦してほしい」とあいさつ。赤松寛明長官官房企画調整室長が施策の方向性を説明した。
パネル討論では4社の代表が登壇した。ゼノアックホールディングス(郡山市)の福井邦顕社長は社長自らリーダーシップを発揮し、社員に行動を促してきた企業の歩みを紹介した。アサカ理研(同)の山田慶太会長はリチウムイオン電池再生事業を説明し、あがいた上での失敗は新たな挑戦につながると強調した。
東邦銀行の佐藤稔頭取は企業の事業価値向上と顧客の豊かな暮らしを伴走支援できるよう、行員が助言する力を磨いていると紹介。今野印刷(仙台市)の橋浦隆一社長は長期的視野に立ち、ステークホルダー(利害関係者)に価値を提供する大切さを説いた。参加者による意見交換も行われた。
経営者ネットワークは成長意欲を持つ経営者を支援する仕組みとして昨年始まった。セミナーは昨年10月の全国版、12月の関東版に続き3回目。これまでに県内の15社を含む約2200社が「100億宣言」をしている。

