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福島県社会福祉協議会は介護職のやりがいを紹介する漫画冊子「さくらおばあさんとボク」を制作した。児童向けに介護の仕事を身近に感じてもらえる内容となっている。
漫画は、小学生の主人公「元気くん」が、特別養護老人ホームふくのしまを利用する「さくらさん」や施設職員と触れ合うストーリー。次第に福祉分野を身近な仕事に捉え、関心を深めていく。
県社会福祉協議会が県の委託を受けて作成した。1月中に県内373校の小学5年生1万3485人に配布する。
23日は福島市の松陵義務教育学校で冊子を活用した授業を開いた。5年生の約90人が将来の職業選択を考えた。
冊子作成の背景には将来的な介護人材の不足がある。県内の高齢化率は年々高まっており、2040年には約7500人の介護職員が不足すると推計されている。県社会福祉協議会が2024(令和6)年度に実施した「福祉施設・事業所職員就労意識調査」によると、20代の福祉職がこの分野を目指そうと思った時期は小学生の時が12・5%、中学生の時が21・4%に上ったという。早い段階から職業の選択肢に入れてもらいたい考えだ。
県福祉人材センターのホームページ上で電子書籍版も公開している。QRコードから閲覧できる。

