千葉さん(埼玉県)「ソーダの泡が空へ弾けるとき」が1位 福島市で古関裕而作曲コンクールの本選会

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千葉さん(埼玉県)「ソーダの泡が空へ弾けるとき」が1位 福島市で古関裕而作曲コンクールの本選会

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福島市が創設した第3回古関裕而作曲コンクールの本選会は25日、市内のふくしん夢の音楽堂(市音楽堂)で開かれた。埼玉県和光市の作曲家千葉岳洋さん(34)の「ソーダの泡が空へ弾けるとき」が1位に輝いた。
コンクールは古関さんの功績を継承し、次世代を担う作曲家を育てる狙いで設けられた。全国から寄せられた吹奏楽曲91作品のうち、譜面審査で選ばれた8作品が本選会に進んだ。シエナ・ウインド・オーケストラ(指揮・飯森範親さん)が演奏し、作曲家の池辺晋一郎審査委員長ら5人が審査した。
千葉さんは日常の風景を思い描けるような曲を目指したという。炭酸水のさわやかさと泡が消えていく切なさをジャズピアニストとしても活動する経験を生かし、クラッシックとジャズの要素を備えた親しみやすい曲に仕上げた。「独学で作曲を学び、初めてプロに曲を演奏してもらい光栄。今後も積極的に作曲活動に励みたい」と笑顔を見せた。池辺委員長は「作曲者の活動経験が凝縮した気持ちのいい一曲」と評した。
今大会から新たにつくられた、来場者の投票によって決まる聴衆賞には「あの日の雨に、餞を」(野呂望さん作曲)が輝いた。
表彰式では、馬場雄基市長が表彰状などを手渡した。特別協賛した福島民報社の安斎康史常務らから賞金の目録が手渡された。千葉さんの作品の楽譜データは希望する中学、高校に贈られる。
1位と聴衆賞以外の入選者は次の通り。
▽2位=相沢圭吾▽3位=木村裕▽エール賞=野呂望