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会津大短期大学部の学生は25日、福島県いわき市小名浜のアクアマリンふくしまで、市内遠野町の伝統工芸「遠野和紙」を活用した商品の実習販売を初めて繰り広げた。紙すき体験も企画され、来館者が遠野和紙の魅力に触れた。
福島県の「大学生の力を活用した集落復興支援事業(実証活動)」の一環で、遠野町地域づくり振興協議会、伝統工芸遠野和紙・楮保存会、同学部の主催。遠野和紙は県の伝統的工芸品に指定され、400年以上の歴史があるとされる。同学部の学生が協力してブランド力アップに取り組んでいる。
実習販売には1年生4人が参加。来館者に声をかけながらPRした。商品は、学生考案の和紙雑貨のブランド「紙日和」のロゴが入った、しおりやマグネットクリップ、ポーチ、シュシュ。同大の沈得正准教授によると、公の場での販売は今回が初。今後はさらなる販売先開拓などを模索していきたいという。
遠野和紙の紙すき体験には、子どもを中心に来館者が挑戦。保存会のメンバーらから説明を受けながら、簾桁ですくう作業を繰り返し、はがきサイズの和紙を完成させた。完成した和紙は記念にプレゼントされた。遠野和紙について紹介する展示もあった。

