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郡山ザベリオ学園幼稚園の「いのちの大切さ出前講座」は23日、福島県郡山市の同園で開かれた。毎年恒例の取り組みで、幼い園児が命の尊さを学びながら、親への感謝の気持ちを育んだ。
小学校への入学を前に、命についてを考えてもらう機会をつくろうと企画している。年長児54人とその保護者が受講した。
園児は郡山助産師会員から出産などに関する説明を受けた。3カ月から10カ月までの胎児の人形を抱える体験をして、母親のおなかの中で赤ちゃんが成長する過程を実感。母子をつなぐ、へその役割などについても学んだ。出産の過程を再現して確かめた。
保護者がわが子に向けた手紙を書き、代表者が読み上げる時間もあった。「生まれてきてくれてありがとう」「あなたは大好きな気持ちが全部詰まった宝物」などと、代表の親が時折、涙を浮かべながら優しく子どもに語りかけた。手紙を受け取った園児は、生まれてきた頃の自分に思いを寄せた。その後、それぞれに手紙への返事を書いた。(郡山版)

