【2026ふくしま衆院選】経済、連立、復興問う 県内4選挙区15人立候補 衆院選公示8日投開票

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【2026ふくしま衆院選】経済、連立、復興問う 県内4選挙区15人立候補 衆院選公示8日投開票

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第51回衆院選は27日公示され、2月8日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入った。高市早苗首相(自民党総裁)の下での初の国政選挙で、自民と日本維新の会による連立政権の信任が問われる。「責任ある積極財政」の是非、消費税減税の扱いを含む経済政策、安全保障に加え、「政治とカネ」問題、衆院議員定数削減などが争点となる。県内では東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を巡る政策論争になるか注目される。県内4小選挙区には前職6人、元職1人、新人8人の計15人が立候補した。いずれの選挙区も、自民と中道改革連合の二大勢力を軸に定数1を争う展開となった。■自民と中道が軸に
県内の立候補者は【表】の通り。選挙区割り変更に伴い県内小選挙区が1減の4となり2度目の選挙で、2024(令和6)年10月の前回よりも4人多い。
前回は立憲民主党3勝、自民1勝だった。今回は立民と公明党による新党「中道改革連合」の前職4人が議席を守るか、自民候補が議席を奪還し巻き返すかが主な焦点。15人は届け出を済ませて選挙事務所前や街頭で第一声を放ち、選挙カーを走らせた。自民の高市総裁は郡山市と二本松市、中道の野田佳彦共同代表は福島市でマイクを握った。
1区は自民の新人西山尚利候補(60)、無所属の新人亀岡偉一候補(37)、中道の前職金子恵美候補(60)の3人よる初顔合わせで、西山候補と亀岡候補で保守分裂の様相。西山候補は「賃上げに困難を伴う中小企業を手厚く支援する」と強調。亀岡候補は「全世代が希望を持って過ごせるよう取り組む」と述べた。金子候補は「今こそ政治改革を進めなければならない」と語気を強めた。
2区は中道の前職玄葉光一郎候補(61)、参政党の新人大山里幸子候補(52)、無所属の新人遠藤雄大候補(41)、共産党の新人丸本由美子候補(63)、自民の前職根本拓候補(39)による県内最多の5人の争い。玄葉候補は「結果を出して政界再編の起点にしたい」と決意を新たにした。大山候補は「外国人問題、減税、積極財政を訴え続けてきた」と強調した。遠藤候補は「まとまりを大事にする地域社会の再構築が必要だ」と提案。丸本候補は「税金の集め方や使い方を変えられるのは共産だけ」と訴えた。根本候補は「福島、日本を前進させるには政権の安定が必要」と理解を求めた。
3区は自民の元職上杉謙太郎候補(50)、無所属の新人金山屯候補(85)、中道の前職小熊慎司候補(57)の3人による戦い。上杉候補は「地域の発展にはインフラや医療の充実が不可欠」と説いた。金山候補は「福島への首都機能移転と皇室典範改正を訴える」とした。小熊候補は「財政規律を守り減税を進め、経済を活性化させる」と主張した。
4区は国民民主党の新人山口洋太候補(35)、中道の前職斎藤裕喜候補(46)、共産の新人熊谷智候補(46)、自民の前職坂本竜太郎候補(45)の4人がしのぎを削る。山口候補は「医師として医師不足・偏在の課題に解決策を示す」と訴えた。斎藤候補は「中道の浜通り代表として国を改革し立て直す」と意気込んだ。熊谷候補は「国会論戦を投げ出す自民党政治の幕引きを訴える」と力説。坂本候補は「浜通りから、この国を強く豊かにする」と言葉に力を込めた。【県内小選挙区立候補者】
(敬称略。右から左へ届け出順。定数は各選挙区1。☆は比例東北との重複立候補。丸数字は当選回数。四角枠は政党本部の推薦)◆1区西山

尚利
60
☆自民

[維]会社役員亀岡

偉一
37
無所属

会社員金子

恵美
60
☆中道
前(4)
政党役員◆2区玄葉
光一郎
61
☆中道
前(11)
政党役員大山
里幸子
52
☆参政

党支部会計遠藤

雄大
41
無所属

会社経営丸本
由美子
63
共産

党地区副委員長根本



39
☆自民
前(1)[維]選挙区支部長◆3区上杉
謙太郎
50
☆自民
元(2)[維]選挙区支部長金山



85
無所属

乗馬学校代表小熊

慎司
57
☆中道
前(5)
政党役員◆4区山口

洋太
35
☆国民

医師斎藤

裕喜
46
☆中道
前(1)
政党役員熊谷



46
共産

党地区委員長坂本
竜太郎
45
☆自民
前(1)[維]選挙区支部長■本県選挙区10人重複
比例東北
単独候補は2人
比例東北(定数12)で県内小選挙区との重複立候補は計10人。自民党の1~4区の4人が他県の候補17人とともに同列2位、中道改革連合の1~4区の4人が他県の候補14人とともに同列3位、国民民主党の4区候補が他県の7人とともに同列1位、参政党の2区候補が3位に名簿登載された。
本県在住の比例東北の単独候補は2人。自民党の元職菅家一郎候補(70)=会津若松市=は24位、社民党の新人遠藤芳孝候補(77)=郡山市=は1位に名簿登載された。