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任期満了に伴う福島県南相馬市長選で3選を果たし初登庁した門馬和夫氏(71)は29日、市役所で記者会見し、「安心して楽しく、さらに自信と誇りの持てるまちをつくっていく」と3期目の抱負を語った。
門馬市長は「2期を通じて形になった、あるいは始まった事業を着実に進めていく」とし「医療、介護、福祉、教育、子育て、産業などさまざまな分野で掲げた公約を実現させていく」と決意を新たにした。
新たな取り組みとして、選挙戦で訴えた宇宙産業の促進については「これまでに培ったロボット、ドローンに続く次世代の産業として既存の事業所への波及、雇用の拡大に期待している。集積が先行している利点を生かす。他の地域にはない分野であり、市民が誇りを持てる産業になる」と語った。
また常磐自動車道南相馬鹿島サービスエリア(SA)をはじめとする地域の資源を生かした活性化策にも力を注ぐ考えを示した。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から15年が経過することに関して「復興は一歩一歩着実に進んでいる。一方で原発事故による避難は長期化し、安心への区切りが見えない」とした。「若い人が少なく、子どもが減っているのが最大の課題。人口のバランスを改善する取り組みが必要だ」と語った。(相双版)

