福島のニュース
4月に開幕する大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」に向け、福島県と県酒造組合は30日、期間中にJR駅などで限定販売するカップ酒の仕込みを始めた。若手組合員でつくる県醸友会が県内44蔵元の仕込み水をブレンドし、今回だけの特別な日本酒を醸す。車窓からの景色を酒のさかなに鉄道旅を楽しむ「吞み鉄」らを県内に呼び込み、鉄道の利用促進や県産酒の魅力発信につなげる。
カップ酒は会津坂下町の曙酒造、喜多方市の笹正宗酒造で醸造する。30日は15蔵元の関係者が曙酒造で作業に臨み、ふかした酒米や仕込み水をタンクに移し入れた。県醸友会の鈴木孝市会長(曙酒造社長)は「44蔵のパワーが集まったので、福島を発信できる酒が造れるとワクワクしている」と声を弾ませた。
県オリジナルの酒造好適米「福乃香」や「夢の香」を使い、容量180ミリリットルのカップ酒4種を造る。2月下旬ごろに完成する見込みで、4月以降にJR駅や酒販店などで数量限定で販売する。価格やデザインなどは今後発表する。
県は昨年のプレDCで県内7蔵元によるカップ酒3千本を限定販売した。日本三大桜の一つ、三春町の三春滝桜をモチーフにしたデザインが話題を集めた。
仕込み水の提供蔵は次の通り。
金水晶酒造(福島)大天狗酒造(本宮)檜物屋酒造店、大七酒造、東日本酒造協業組合、人気酒造(二本松)笹の川酒造、たに川酒造、佐藤酒造店、渡辺酒造本店、仁井田本家(郡山)三春酒造(三春)松崎酒造、寿々乃井酒造店(天栄)矢澤酒造店(矢祭)豊国酒造(古殿)千駒酒造、有賀醸造(白河)大木代吉本店(矢吹)夢心酒造、喜多の華酒造場、大和川酒造店、吉の川酒造店、峰の雪酒造場、ほまれ酒造、笹正宗酒造、会津錦(喜多方)栄川酒造(西会津)花春酒造、名倉山酒造、辰泉酒造、鶴乃江酒造、末廣酒造、宮泉銘醸(会津若松)榮川酒造(磐梯)稲川酒造店(猪苗代)曙酒造、豊國酒造(会津坂下)男山酒造店(会津美里)国権酒造、開当男山酒造(南会津)四家酒造店、太平桜酒造(いわき)鈴木酒造店(浪江)

