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ミラノ・コルティナ冬季五輪フリースタイルスキー・男子モーグルに出場する北塩原村の西沢岳[たけ]人[と](26)=チームリステル=の壮行会は1日、村内の母校・裏磐梯中で開かれた。西沢は「目の前の一本一本に集中し、自分史上最高の滑りを重ねていく。最後まで諦めず、五輪の舞台を楽しむ」と言葉に力を込めた。
西沢は今季のW杯開幕戦、第2戦で決勝に進むなどポイントを重ね、初の五輪出場を決めた。北塩原村から初の五輪選手誕生となる。遠藤和夫村長は「これまでの努力の成果を発揮し、ミラノで輝いてほしい。村民一丸となって応援している」と激励した。
村民らが寄せ書きした日の丸の旗が西沢に手渡された。西沢は「裏磐梯で生活してきたからこそ五輪出場をかなえられた。出場するからにはメダルを目指す」と誓った。
会場には村民ら約80人が詰めかけた。裏磐梯中生は「西沢岳人先輩
ファイト」などと記した、うちわを持って声援を送った。2年の安部里桜奈さん(14)は「西沢選手は裏磐梯中の誇り。心から応援している」と話した。■出場に合わせ村内でPV実施
村は西沢の出場に合わせ、パブリックビューイングを実施する。村役場本庁舎、裏磐梯ビジターセンターの村内2カ所で行う。出場種目と日時は【下記】の通り。■西沢出場種目開始予定日時(日本時間)▷男子モーグル予選1回目
10日(火)午後7時15分~▷男子モーグル予選2回目、決勝
12日(木)午後6時~▷男子デュアルモーグル
15日(日)午後6時30分~■「裏磐梯の日々五輪に」
西沢一問一答
第1エア「自信」
西沢は福島民報社などの取材に、「元気や勇気を与える滑りをする」と抱負を語った。
―壮行会に多くの人が駆け付けた。
「母校で開催してもらい大変、光栄。五輪出場が決まり、多くの人に応援、激励してもらっている。『こんなに幸せなことはない』とかみしめている。裏磐梯で過ごした全ての日々が五輪につながった」
―意気込みを。
「初出場なので、まずは楽しみたい。1月のW杯は五輪を意識し過ぎ、硬い滑りになってしまった。五輪は伸び伸びと滑る。その先に結果が付いてくればいい。自分自身メダル候補ではないが、メダルにはトライする。楽しんで滑っている姿や攻めて滑っている姿を通じて勇気や元気を与えたい」
―調整状況は。
「全日本の事前合宿で特に、第1エア(空中技)の練習に力を入れた。自信を持って臨める完成度になっている」

