福島のニュース
福島市民の〝納豆愛〟が再び証明され、「日本一」の座を離さなかった―。総務省は6日、都道府県庁所在地と政令指定都市を対象とした2025(令和7)年の家計調査の結果を発表。1世帯(2人以上)当たりの品目ごとの年間支出額で、福島市が納豆で2年連続トップになった。名産の桃も9年続けて1位をキープした他、せんべいや冷凍調理食品、ティッシュペーパー、女性用靴下、マスクなど多彩な品目で首位となった。
福島市が1位となった主な品目は【表】の通り。過去10年間で7度の日本一となっている納豆は今回7658円で、2位となった水戸市(7313円)などを上回った。結納式などを含む「他の冠婚葬祭費」や切り花、「会費・つきあい費」も全国平均を大幅に上回った。冠婚葬祭業などを展開する、こころネット(福島市)の担当者は「地縁の深さ、人とのつながりを大切にする地域性があるのだろう」と分析している。
納豆料理を提供する市内の飲食店も「日本一」の喜びに沸く。現在は3月1日までの納豆グルメスタンプラリーの期間中。万世町のおかあさん食堂は、納豆やヤマイモをのせた「ねばねば丼」(税込み990円)を提供しており、店長の佐藤幹子さん(56)は「連覇できてうれしい。夜用のメニューで納豆を使った料理を増やし、消費拡大につなげたい」と声を弾ませた。
7日には、市とみやぎ生協・コープふくしまで共同開発した新商品「ふくしま大粒納豆」が発売される。午前9時30分から、市内のコープふくしま方木田店でセレモニーを行う。

