福島のニュース
あぶくま信用金庫は福島県南相馬市の彫刻家、故石田光男さんの作品の贈呈を受け、同市原町区の本店営業部ふれあいギャラリーに展示した。贈呈式を3日、同所で行った。
石田さんは東京都世田谷区出身、多摩美術大卒。日展の特選などを受賞し、日展の審査員や評議員を務めた。1995(平成7)年に南相馬市原町区にアトリエを移し、創作活動に励んだ。2016(平成28)年に86歳で亡くなった。
作品を所蔵する石田さんの長女の後藤京子さんが、作品を贈った。京子さんと石田さんの妻の故千枝子さんがモデルとなった木製の「母子像」で1963(昭和38)年作。高さ約180センチで、家族を見守るような優しい愛情があふれている。
贈呈式には京子さんとあぶくま信用金庫の太田福裕理事長らが臨んだ。贈呈を受けた太田理事長が、京子さんに感謝状を手渡した。
京子さんは「立派に展示してもらい、父も喜んでいる」と謝辞を述べた。
ふれあいギャラリーには、南相馬市出身の画家、中島敏明さんと故安堵蒼樹さんの作品が常設されている。地元の芸術家を発信する場として活用している。(相双版)

