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福島県会津若松市の老舗菓子店「菓子司熊野屋」は、縁起物のタイをかたどった大きいサイズの上生菓子を復活させた。縁起の良い菓子で、結婚式や長寿のお祝いなど「おめでたい」席に華を添える。
同店によると、縁起物をかたどった上生菓子は1950(昭和25)年ごろから慶事の引き出物として流行したものの、1965年ごろからは洋菓子ブームに押されて取り扱う店が減少していったという。その中でも同店は提供を続けていたが、コロナ渦の影響で一時販売を休止。だが、復活を待ち望む高齢者の声が多くあり、昨冬に再び作り始めた。
復活した大きいサイズの上生菓子は、上品な味わいと仕上げに寒天液で施された艶が特徴だ。型は斎藤恒一社長(66)の先祖で彫刻職人の左一山氏が創業時に制作した。斎藤社長は「昔ながらの菓子を結婚式や長寿の祝い、七五三などでぜひ食べてほしい」と話している。
受注生産となっており、受け取りの1週間前までに予約が必要。注文、問い合わせは同店へ。

