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福島県いわき市が12日に発表した2026(令和8)年度一般会計当初予算案について、内田広之市長は市制施行60周年を節目に100年目の市政を見据えた「いわき未来投資予算」と位置づけた。持続可能なまちづくりの実現に向け、内田市長が2期目の公約として50億円増を掲げた200億円の公共事業費も盛り込んだ。
総額は前年度比5・7%増の1594億9012万円。主な事業は以下の通り。
市の施策の方向性などをまとめた「いわき版骨太の方針」の実現に向け、「まちづくり経営指針」に関する事業に117億2934万円を計上。①次世代を育てる②命・暮らしを守る③まちの魅力を高める④豊かさを創る⑤構造改革・DX推進―を5つの柱に据えて予算を配分した。①は学力向上強化や幼児教育の充実などに64億3158万円、②は医療・介護人材の確保や大雨被害軽減集中対策に22億3632万円、③は市街地再生整備や公共交通・地域交通支援に16億8993万円、④は観光力強化や農林水産業の担い手確保などに11億9608万円をつけた。⑤には1億7541万円を盛り込んだ。
50億円増となった公共事業費は、自然災害への備えや公共施設の長寿命化、道路の維持補修などに充てる方針としている。具体的には保育所や小中学校の環境改善、市営住宅の長寿命化など。公共事業の拡充を通じて、地域経済の活性化や市内事業者の技術力向上にもつなげる。【いわき市の2026(令和8)年度の主要事業】(◎は新規、○は拡充。単位は万円、千円以下は切り捨て)◆次世代を育てる○学力向上強化推進事業
4,724○未来の有権者育成事業
256◎みんな集まれ!保幼小体験交流事業
310◆命・暮らしを守る◎大雨被害軽減集中対策プロジェクト推進事業
49,238◎命と暮らしを支える医療・介護人材確保事業
25,708◎防災教育DX事業
374◆まちの魅力を高める○公共交通・地域交通支援事業
12,087◎街路樹総量適正化事業
3,898○カーボンニュートラル・スタートアップ支援事業
1,201◆豊かさを創る◎観光誘客促進事業
2,086◎企業立地政策リデザイン事業
2,055◎農林水産業の担い手確保・人材育成支援事業
3,825(いわき版)

