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福島県白河市大信の中山義秀記念文学館の収蔵資料展「義秀直筆原稿と手紙」は11日、同文学館で始まった。3月22日まで。
約50点を展示している。義秀の原稿では歴史小説「塚原卜伝」の他、奥の細道を題材にした「壺の碑」、作家としての半生を記した「私の文壇風月」、故郷に思いを寄せた「ふるさとの記憶」などが並ぶ。随筆もある。
訪れた人々は原稿用紙に万年筆で刻まれた味わい深い筆跡や、推敲の跡などに熱心に見入っている。
義秀が白河の生家や知人宛に書いたはがきも多く紹介。1938(昭和13)年に芥川賞を受賞した喜びを率直につづった文から「最後の文士」義秀の人間性に触れられる企画展となっている。
時間は午前10時から午後6時まで。月曜日と祝日の翌日は休館。入館料は中学生以上220円、小学生110円、未就学児無料。問い合わせは文学館へ。(県南版)

