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福島県二本松市大平地区社会福祉協議会の手芸サロン「ゆんたく」の結成15周年を記念し、東日本大震災からの復興への願いを込めたつるしびな展示会が大平公民館で始まり、市民らを楽しませている。3月13日まで。
2010年に愛好者が集まって発足した。「ゆんたく」は沖縄の言葉で「おしゃべり」を意味する。震災・東京電力福島第1原発事故の発生後は避難してきた浪江町民らと一緒に活動するなど、つるしびなの制作やおしゃべりを通して地域の絆を強めてきた。現在は50~70代の女性13人が毎月1~2回、公民館で武藤美佐子さんの指導を受けて活動し、展示や高齢者配食サービス時のプレゼントなどを実施している。
今年度は震災15年の節目にも合わせて、長寿を表し願いをかなえる花として親しまれる白椿をテーマに、清らかさと優しさを表現した純白のつるしびなを作った。これまでに制作した赤い椿や縁起物などのつるしびなと合わせて約千点を展示。菅野さおり会長(54)は「一つ一つ心を込めて丁寧に仕上げた。これからも長く続けていきたい」と語る。
平日午前8時30分から午後5時まで観覧できる。問い合わせは大平公民館へ。(県北版)

