影絵と音楽、夜の森を幻想的に 15日に福島県富岡町で「たまゆらの盆」 歩き回る参加型催し

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影絵と音楽、夜の森を幻想的に 15日に福島県富岡町で「たまゆらの盆」 歩き回る参加型催し

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アートを通じた多様な取り組みを手がけるNPO法人インビジブル(福島県富岡町)は15日午後3時~午後7時まで、影絵と音楽とともに富岡町夜の森を歩き回る参加型パフォーマンス「たまゆらの盆」を開く。参加無料。
夜の森公園を集合場所に地域を練り歩く。影絵師・音楽家の河村亘平斎さんと川村さんが主宰する音楽ユニット「滞空時間」が参加し、幻想的な演奏と歌を披露しながら、参加者は建物や路面に影絵を投影していく。東日本大震災を機に県内外の有志が立ち上げた「プロジェクトFUKUSHIMA!」による布を縫い合わせた旗を各地に設置して彩る。
「たまゆら」とはわずかな一瞬を意味する。パフォーマンスは影や風に揺れる旗の瞬間的なかたちから、原発事故と除染によって取り除かれた土壌の中の記憶や命を迎え、途絶えた土地の記憶をつなぎ直す試み。山本曉甫理事長は「夜の森の冬場の風物詩となるきっかけになれば」と話している。
関連イベント「この町にいたかもしれない・いるかもしれない生き物たちをつくってみよう」は11日、町内のトータルサポートセンターとみおかで開いた。子どもから大人まで約20人が参加し、当日使う影絵人形を自由な発想で創作した。(相双版)