アレンザ(福島市)とコーナン商事(大阪市)資本提携 売上高業界トップに ダイユーエイト経営、収益性強化

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アレンザ(福島市)とコーナン商事(大阪市)資本提携 売上高業界トップに ダイユーエイト経営、収益性強化

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ダイユーエイトなどを展開するアレンザホールディングス(HD)=福島市、東証プライム上場=は、関西圏に強固な販売網を築くホームセンター大手のコーナン商事=大阪市、東証プライム上場=との資本業務提携に伴い、売り上げ規模が業界トップの約6500億円となる見通しになった。コーナン商事による株式公開買い付け(TOB)成立後、アレンザHDの上場は廃止となるが、社名や店舗名・店舗網、雇用などは維持される。アレンザHDが13日、発表した。■店舗名、雇用は維持
アレンザHDとコーナン商事はメーカー品より安価な独自のプライベートブランド(PB)の共同開発・供給などを通じ、収益性を強化する。コーナン商事が力を入れる職人向け建築用品販売、アレンザHDが強みとするペット事業の互いのノウハウを共有し、店舗展開地域の拡大、共同出店の検討などを進める。両社で実行委員会を立ち上げ、売上高1兆円を目指す連携体制を構築する。
提携の締結は12日付。アレンザHDの浅倉俊一会長兼最高経営責任者(CEO)、和賀登盛作社長による経営体制も継続する。
アレンザHDを連結子会社としているバローホールディングス(HD)=岐阜県多治見市、東証プライム・名証プレミア上場=を交えた物流体制の効率化なども推進する。バローHDとコーナン商事も12日、資本業務提携の締結に基本合意した。
コーナン商事は13日、アレンザHDの株式取得を目指し、株式公開買い付け(TOB)を開始した。1株1465円で、買い付け総額は約218億円。期間は3月30日まで。アレンザHDの株式はバローHDが約51%を持っており、コーナン商事はTOBとその後の関連手続きで、他の一般株主約2万人が保有する約49%の取得を目指す。
TOBが成立すれば、アレンザHDの上場廃止で、親会社・バローHDとの「親子上場」が解消される。アレンザHDはコーナン商事の持分法適用関連会社にもなり、決算の一部がコーナン商事の決算に取り込まれる。
アレンザHDが展開するダイユーエイトは1976(昭和51)年、「アサクラ」として創業。ホームセンター事業を中心に事業拡大を続け、福島県をはじめ東北地方を中心に1月末時点で92店舗を展開している。アレンザHD全体の店舗数は303店舗。