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福島市が昨年3月の制度導入から1月末までに実施したごみ開封調査は51件だった。地区別では北信地区が23件と最多だった。12日、市役所で開かれた市廃棄物減量等推進審議会で示した。
本庁管内と吾妻地区は各8件、飯坂地区は7件、清水地区は5件だった。ごみに違反の警告シールを貼ったのは98件で、このうち47件は自主撤去に至った。開封調査の結果、排出者を特定して指導したのは個人で8件、事業者で5件あった。排出者の公表に至ったケースはなかった。警告シールを貼ったごみのうち、半分が自主撤去されたことに、委員の一人は「効果があったことが分かった」と述べた。
4月から12月末のごみ排出量は前年同期比3928トン(5・2%)減の7万1303トン。家庭系は同3535トン(6・7%)減の4万8947トンで、このうち資源物は同303トン(4・8%)増の6688トン、燃やすごみは同3243トン(8・0%)減の3万8373トンだった。市は分別意識向上により容器包装プラスチックを中心に資源物の排出が増えたとみている。事業系は同393トン(1・7%)減の2万2356トンだった。
審議会では市一般廃棄物処理基本計画の数値目標も協議した。家庭や事業所から出て処分場で埋め立てる焼却灰や破砕ごみを含む、2026(令和8)年度の年間最終処分量目標値について、今年度予測値から400トン減の9200トンにする案を市が提示した。事業所から出る紙ごみのリサイクルを進め、計画に事業系ごみの削減を目指す方針を明記する考えも示した。(県北版)

