理解醸成へ情報発信重要 環境省若者ツアー 座談会で意見交換 福島県

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理解醸成へ情報発信重要 環境省若者ツアー 座談会で意見交換 福島県

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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興の現状に理解を深める「『福島、その先の環境へ。』ツアー2025」の座談会は15日、福島市のエスパル福島で開かれた。除去土壌の県外最終処分や再利用に関し、理解醸成に向け福島県の現状を身近な人に伝えることの大切さを指摘する意見などが出た。
環境省の主催。全国の若手社会人や学生ら約180人が参加。13日から15日にかけて県内の被災地を巡るツアーに臨んでおり、学んだり感じたりしたことを踏まえ、「いま私たちが福島について伝えたいこと」をテーマに、グループごとに意見交換した。
この中で、除去土壌の県外最終処分について「正しい知識と理解があれば不安はなくなる」「自分が住む地域に搬入されたらどんな気持ちになるか真剣に考えたい」などの声が上がった。福島県の復興に向けては「福島県産の食べ物がどれだけおいしかったか伝え、首都圏の消費行動を変えていきたい」「自分の目で見た福島の現状、感じたことを経験として同世代に伝えたい」などの考えが示された。
ツアーでは、福島県大熊町の中間貯蔵施設や同県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館などを訪れ、福島県の現状などに理解を深めた。