日本酒新ブランド「三春」発表 芳醇で飲み口すっきり 町もPR協力、地域活性化へ 三春酒造(福島県三春町)

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日本酒新ブランド「三春」発表 芳醇で飲み口すっきり 町もPR協力、地域活性化へ 三春酒造(福島県三春町)

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福島県三春町の三春酒造は16日、日本酒の新ブランド「三春」を発表した。芳醇ながら、すっきりと飲みやすいのが特徴で、長年のファンに加えて若者らにも愛される酒を目指す。町唯一の酒蔵で、町の名前を付けた逸品。町もPRに協力し、地域活性化につなげる。
「三春」は新酒の風味を損なわないよう、1回のみの火入れで割り水をしない原酒を使っている。紫ラベルの「純米吟醸原酒」、緑の「特別純米原酒」、ピンクの「滝桜純米原酒」の計3種類。いずれも酒米・五百万石が原料だが、山田錦を使った「極(きわみ)」シリーズの「大吟醸」「純米大吟醸」の2種類も今後、発売する予定だ。
三春を示す「梅・桃・桜」の三つの花びらをイメージした王冠や文字には杯や桜の形も取り入れた。尾沢信一郎取締役営業部長は「2023(令和5)年に社名を佐藤酒造から三春酒造に変更し、より地域密着を目指してきた。新ブランドでさらに促進していきたい」と力を込める。杜氏の斎藤哲平さんも「これまでの主力・三春駒とともに二枚看板としてPRし、地域を盛り上げていきたい」と語った。発表会に招かれた坂本浩之町長は「町の魅力も詰め込んだ酒で、会合や観光客の土産品にもぴったり。情報発信に協力していきたい」と笑顔を見せた。
新ブランドは17日に出荷が始まり、町内外の酒店やスーパー、福島市のコラッセふくしまなどで販売される。