「南相馬市の少子化」データ活用し分析 福島大生、市長に対策など提言

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「南相馬市の少子化」データ活用し分析 福島大生、市長に対策など提言

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福島大の学生は、データを活用した課題解決や提言を学ぶデータサイエンス実践演習で「南相馬市の少子化」について分析した。8人は16日、市役所を訪れ、門馬和夫市長に調査結果や対策などを報告した。
学生はグループに分かれ、同市が提供したデータなどを基にして昨年10月から同市の少子化について特徴や傾向などを深掘りした。門馬市長に報告書を手渡し、二つのグループが内容を説明した。30代の出生率の低さに着目したグループは、就業に関するデータから市内は製造業や医療、福祉など時間の融通が利きにくい業界に勤める人が多いと分析。時間の余裕が生まれる仕事を市が提供するなど、働き方の選択肢を増やすことが重要だと指摘した。
若者の転出について考えたグループは、市内に大学や若者が希望する業種がないことが転出の要因だと分析。市外への進学者に対して卒業後に南相馬へ戻ることを条件とした奨学金制度や就職支援の充実、企業誘致により若者が求める仕事づくりを進めるべきだと提案した。(相双版)