福島医大医学部長選 伊関氏を新任へ

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福島医大医学部長選 伊関氏を新任へ

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任期満了に伴う福島医大医学部長選は18日、第2次選挙が行われ、学部長候補者に、医学部救急医療学講座教授の伊関憲氏(56)を選んだ。任期は4月1日から2年。
第2次選挙は医学部主任教授が投票。伊関氏は有効投票数54票のうち、過半数の47票を得て、学部教授会で信任された。■福島医大医学部長に就任する
伊関憲氏に聞く
県民に寄り添える医師育成
―抱負を伺う。
「本学で学ぶ学生の県内定着を進めていくとともに、県民に寄り添える医師の育成に努めていきたい。学生の倫理性を高めるとともに、さまざまな患者と向き合えるコミュニケーション能力を高めていきたい」
―具体的にどう取り組んでいく。
「在学中の学生は新型コロナで外部との積極的な交流が難しかった世代。国家試験に受かるための勉強は当然必要だが、学内での学びだけでなく、地域の人たちと触れ合う機会を創出し、幅広い能力と知識、行動力を備えた医師を養成していきたい」
―医師の地域偏在は喫緊の課題だ。
「関係機関と連携して医療の地域差をなくしていけるよう努めていく。卒業生が県内に残り、福島県医療に従事してもらうには、やはり、福島に貢献したいという強い思いを育む必要がある」
―医師を目指す若者にメッセージを。
「福島医大は付属病院をはじめとする実際の医療現場で実践など生きた学問を提供しており、他の大学と比較しても教員と学生の距離感が近い。そういった本学の特徴を、多くの若者に知ってもらいたい」
滋賀県出身。福島医大医学部卒。山形大医学部付属病院勤務を経て、2013(平成25)年5月、福島医大地域救急医療支援講座教授に就いた。医学部救急医療学講座主任教授などを歴任。56歳。