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家庭から出される生ごみや紙などのバイオマスを、自動的に分別する実証試験を行うため福島県南相馬市とクボタは18日、連携協定を結んだ。バイオマスの活用に向けた、効率的な回収技術の研究に役立てる。
実証では市がモデル地区の住民に、生ごみや雑紙などのバイオマスに活用できるごみを入れる専用の小袋を配布。ほかの燃えるごみと一緒に出してもらう。クボタが開発する選別装置を市のリサイクルプラザに設置する。人工知能(AI)とロボットを使い、燃えるごみの中からバイオマスとして活用できるごみが入った袋を分けて回収する。
モデル地区は800~1000世帯規模で9月にも始める。
分別の精度やコストを検証する実証のため、仕分けた生ごみなどは、従来通り焼却処分される。将来的には発酵させてバイオマス発電の燃料や肥料として活用することを目指す。
締結式には門馬和夫市長とクボタの福原真一常務執行役員が出席し、協定書を交わした。ごみの減量や地球温暖化対策、循環型社会の形成に向け、協力することを誓った。(相双版)

