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新選組幹部として活躍した斎藤一の妻で、会津藩士の娘・高木時尾に光を当てるプロジェクトが福島県会津若松市で始まる。七日町通りで地酒バー「蔵斗」を営む日高光昭さん(63)は時尾と斎藤のイラストが描かれた絵馬を21日から販売する。縁結びの聖地を目指し、七日町通りの観光振興につなげる。
時尾は会津藩士の娘として生まれ、藩主松平容保の義姉・照姫の祐筆(書記)を務めた。戊辰戦争の籠城戦では、けが人の手当てをするなど活躍した。新島八重の幼なじみで、男装する八重の髪を切ったといわれている。
日高さんは千葉県出身。富士通社員として会津若松市で働き、退職後に合同会社を立ち上げた。2022(令和4)年に七日町通りの七日町パティオに店を構えた。昨年夏ごろから一層地域を盛り上げたいと考え、近くの阿弥陀寺に墓がある時尾と斎藤に注目。激動の時代を生き、生涯を共にした2人にあやかり、縁結びの地として知名度を高めようと思いついた。
絵馬はプロのイラストレーターにデザインを依頼した。時尾と斎藤の2種類あり、セットで2千円(税込み)。1枚のみの購入も可能。蔵斗の店の前で無人販売する。時間は午前11時から午後5時まで。
日高さんは今後、時尾をイメージしたキャラクターを制作し、観光誘客に活用する構想を抱く。「時尾をきっかけに、会津を訪れる人を増やしたい」と意気込んだ。
問い合わせは日高さん
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