福島医大医学部に合格 佐藤叶汰さん(福島県喜多方市・喜多方高) 「夢は総合診療医」

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福島医大医学部に合格 佐藤叶汰さん(福島県喜多方市・喜多方高) 「夢は総合診療医」

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福島県喜多方市の喜多方高の佐藤叶汰さん(18)は、福島医大医学部に学校推薦型選抜で合格し、春から念願の医学生としての道を歩み始める。「都市部と地域をつなげられるような医師になりたい」と決意を語る。
医師を志したのは進学先や将来について考え始めた中学2年生の時。免疫系の難病を患う母の存在だった。体調が悪化し、市外の病院から帰宅した際、母のほっとした表情を見て「人の役に立ち、安心させられる仕事がしたい」と思ったのがきっかけだった。
小学2年生から始めた剣道を続けながら勉学に励みたいと、喜多方高に進学した。剣道部の先輩からの勧めで、2年生の春からは会津若松市の進学塾に通い始めた。部活道終了後に塾に出向き、最終列車で帰宅する日々を送った。列車内では英語のリスニングに取り組むなど、効率的に対策に取り組んだ。東北大が主催する講座にも参加し、転がるチャンスには全て挑戦した。
地方での医師不足に危機感を抱く。へき地での医療にも関心を寄せ、総合診療医を夢に見る。「知識や技術はもちろん、患者を安心させられる落ち着きと優しさを兼ね備えた医師になる」。あの日、母を安心させてくれた医師のように。(会津版)