福島のニュース
福島市の福島一小の6年生15人は20日、市内の文具店「文化堂」に1日限定で、お菓子のつかみ取りなどの店を開いた。初めて校外で接客し、児童は児童は目を輝かせながら仕事に励んだ。
これまで、学校周辺のホテルやコンビニエンスストア、書店、映画館などで職場体験を積んだ。社会人をゲストに招いて働く意義などを聞き、仕事への理解を深めてきた。昨年までは体験内容をまとめて発表するのにとどまったが、「発表で終わりにしたくない」と声が上がり、出店が決まった。手作りのチラシをまちなかで配布し、開店準備を進めてきた。
お菓子のつかみ取りの他、アイロンビーズ作り、プラ板作りなど6つの屋台を用意した。
来店者を出迎えた渡辺亜郎さんは「職業体験で接客時の態度や礼儀などを学んだ。大人になっても続けたい」と語った。孫の対応を見学しようと訪れた片平忠夫さん(72)は「働く姿を見て成長を実感した」と感慨深げだった。
担任の横山淳平教諭は「児童は、お金とは違った価値観で働くことを考えられるようになったのでは」と話した。(県北版)

