福島県郡山市出身の儒学者 安積艮斎、大河に登場 来年放送「逆賊の幕臣」 主人公導く恩師 中村雅俊さん演じる

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福島県郡山市出身の儒学者 安積艮斎、大河に登場 来年放送「逆賊の幕臣」 主人公導く恩師 中村雅俊さん演じる

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来年放送されるNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」に、現在の郡山市で生まれた儒学者・安積艮斎[ごんさい]が重要な役どころで登場する。俳優松坂桃李さん演じる主人公の幕臣・小栗[おぐり]忠順[ただまさ]の思想に影響を与え、近代日本の礎を築くのに関わった恩師。宮城県出身の俳優中村雅俊さんが演じる。24日、NHKが発表した。
艮斎は郡山市の安積国造神社第55代宮司の三男として生まれた。ペリー来航5年前の1848(嘉永元)年に西洋列強による侵略の危険性を説いた「洋外紀略」を著した。先見性に引かれ、小栗をはじめ、松下村塾を主宰した吉田松陰、三菱グループの創始者岩崎弥太郎、奇兵隊を創設した高杉晋作ら2千人超の門下生が集った。
都内で行われた記者会見で、中村さんは「あまり演じられることのなかった人物だからこそ、自分だけの色をつけていいのではないか」と意欲を示した。
小栗の父・小栗忠高役の北村有起哉さん、母のくに役の鈴木京香さん、妻のみち役の上白石萌音さん、小栗の上司・井伊直弼役に岡部たかしさんの出演が発表され、同席した。
「逆賊の幕臣」は日本初の遣米使節団として渡米し、幕府の要職を歴任した小栗が、侵略の危機から国を守り、社会を安定させようと奔走する物語。
中村さんは1974(昭和49)年のドラマ「われら青春!」で俳優デビューした。挿入歌「ふれあい」で歌手としても活動を始め、100万枚のヒットを記録した。