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建築士の高齢化や減少が課題となる中、インテリア関係の仕事に理解を深める福島県建築士会福島支部女性委員会のワークショップは20日、福島市の福島工高で開かれた。生徒が室内の配色体験などを通じ、建築士の業務を学んだ。
県内では建築科の高校生が分野の異なる企業に就職するケースなどが増えており、建築士の魅力を伝え、人材確保につなげようと初めて企画した。
女性委員会の9人が講師を務め、建築科の1年生約30人が参加した。生徒はインテリアの基本などを学んだ後、自らの部屋をイメージし、家具が描かれた室内パースに思い思いの配色を施した。大瓦陽菜さん(16)は「色合いはセンスが大切と思っていたが、知識を深めたり、材質の組み合わせを意識したりすることで印象が変わると分かり、奥深さを感じた」と話した。
県建築士会福島支部の会員は現在208人で、約10年前から約4割減少し、60~70代が多いという。女性委員会は普通科高校などでのワークショップも実現したい計画で、後藤由美子委員長は「建築士を目指す若者が1人でも多く増えてほしい」と語った。

