俳句救った吉田富三(福島県浅川町出身)を紹介 郷土史研究の庄司さん(郡山市) 書籍を自費出版

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俳句救った吉田富三(福島県浅川町出身)を紹介 郷土史研究の庄司さん(郡山市) 書籍を自費出版

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郷土史などを研究する福島県郡山市の庄司一幸さんは、浅川町出身の世界的がん研究者吉田富三博士の人生を俳句の視点から記した「俳句を救った世界的癌研究者吉田富三の生涯と俳人・作家杉村顕道のハネモノ人生」を自費出版した。
吉田博士が俳句に熱心だった学生時代をはじめ、錦城中の後輩で作家として知られる杉村との交流を調べて執筆した。杉村の自伝や吉田博士と杉村の手紙のやりとり、杉村の次女翠さんへの聞き取りなどから2人の関係性に迫った。
吉田博士は広い見識から旧文部省の国語審議委員を務め、日本語表記の原則を「漢字仮名交じりを正則」とすることを提案したとされ、庄司さんは「日本の文化を守った吉田富三の功績を知ってほしい」と話した。
庄司さんは浅川町の吉田富三記念館を訪れ、町吉田富三顕彰会に書籍を寄贈した。記念館の真田秀男館長、町内在住で吉田博士のおいにあたる吉田喜一さんが同席した。